2人目切迫早産日記② 1人目編
私の実家はものすごーく田舎です。
どれだけ田舎かと言いますと、
実家では山の水を引いており、水道はほとんど使わなくて良いです。
でっかいオニヤンマ(トンボの大きいやつ)が沢山飛んでいて、夜はホタルも見えます。
そしてなんと、バスが1日数本しか来なくて、バス停でなくても道で手を挙げればバスが停まって乗せてくれる、というアットホームなところなのです。(今はどうか分かりませんが、私の学生時代まではそうでした)
そんな環境なので、家にはクーラーはありません。
梅雨も明け、猛暑の中、
切迫で実家に戻った私は、網戸全開にして扇風機を回し、アイスノンで頭を冷やしながらひたすら横になって過ごす。
ある意味過酷な日々が始まったのでした。
当時、両親ともまだ働いていたので、朝、親が出勤すると一人ぼっち。
猛暑の中、汗だらだらで、横になったままテレビと携帯漫画で過ごしました。
1日中テレビと漫画もなかなか辛いものがあり、
ふーっと一息つくと、色々考えてしまうものです。
初めての妊娠で、まさかの切迫早産になり、
本当だったら産休に入ったら友達とランチ行ったり、映画行ったり、今しか出来ないこと沢山したかったのに…
そんなことばかり考えていました。
お腹がきゅっと張ると、その度に産まれるんじゃないかと怖くなり、
親が仕事から帰宅すると、少しほっとするのでした。
家の中は暑すぎたけど、家事をしなくて良いというのは本当にありがたく、
今でも両親に感謝しきれません。
そんな日々を過ごし、36週5日まで経過した時のことでした。
切迫早産日記③に続く